手水虫の原因は、家族に足水虫の人がいることで感染しやすいことから、
「手水虫を心配してしまう原因は足水虫だった」と前回の記事、
「手水虫の原因は足水虫!?感染予防は必ず24時間以内に手洗いを!」でお伝えしました。
では、水虫を治すにはどのような方法があるのでしょうか。
この記事では水虫薬の種類と、完治するまでの期間をお伝えします。
【目次】
・水虫を治すための薬の種類
・水虫が完治までの期間
・まとめ
【水虫を治すための薬の種類】
大きく分類すると3種類あります。
1、クリーム&軟膏の水虫薬
2、液状タイプの水虫薬
3、内服薬の水虫薬
水虫の原因である白癬菌は、皮膚の「角質層」に入り込み、
角質層の主成分である「ケラチン」を食べ、
増殖することで水虫を悪化させていきます。
角質層とは 皮膚の表面である表皮の下にある、
サランラップ程度の厚さの「血液が通っていない部分」を指します。
白癬菌は、その血が通っていない皮膚の表面の
わずが0.1〜0.3mmに住み着くことで水虫を発症させるのです。
血が通っていないということは、
体の免疫機能を担う白血球もいないので、
菌を撃退することができません。
そのために、水虫は自己治癒能力が使えず、
外部治療が必要になるのです。
では、上記の3つの水虫薬にはどのような特徴があるのでしょうか。
良い点と悪い点に分類して説明します。
【1、クリーム&軟膏タイプの水虫薬】
良い点・・・刺激が少なく、患部に薬が留まり続け、有効成分を浸透させる
クリームタイプの水虫薬は 、ドラックストアで良く見かけるタイプだと思います。
CMも流れているのを目にした方も多いでしょう。
皮膚科で処方されるのは、クリームタイプか軟膏タイプだとも言われています。
また、皮膚を保護してくれるのがこれらのタイプです。
悪い点・・・ベトベト感があり、素足になった時にオイリー感のせいで見た目が悪い
クリームタイプはさらっとしたものもありますが、
軟膏になると油分が多く靴下を汚してしまう可能性がありますね。
指の間がベトベトして気持ち悪いという方も多くいらっしゃるでしょう。
また、手水虫の場合は手のひらがベトベトになってしまうことも考えられます。
また、夏にサンダルでおしゃれをしたいと思った時、明らかにクリームや軟膏が塗ってあるという見た目の悪さも引っかかりますね。
【2、液状タイプの水虫薬】
良い点・・・浸透が早く即効性がある。乾かせば靴下を汚さず、肌触りも良い。
このタイプは、なかなか見かけないタイプだと思います。
また、液状ということで、クリームタイプよりも早く有効成分が角質層まで届き白癬菌をやっつける役割をになってくれます。
悪い点・・・痒みを抑えるための刺激が強い場合がある。乾くと薬が見えなくなるので治療している感じがせず、白癬菌に侵された皮膚をターンオーバーで根こそぎ排出する助っ人になるために皮膚がめくれてくる場合がある。
クリームや軟膏が刺激も弱く、肌に留まり、いかにも水虫を治療しています感を出すことを比較すると、
透明な液体タイプは乾かすと薬の後が見えなくなりますから、水虫であることを忘れてしまいます。
また、皮膚がめくれてくる場合があります。
ただし、そもそも白癬菌に侵された皮膚は早く体外に排出しなければ治すことができません。
皮膚が自ら新しい皮膚と入れ替えようとする「ターンオーバー」とよばれる能力で、
白癬菌を退治した皮膚を「もう必要ない皮膚ですよー、この下に新しい健康な皮膚ができましたよー」というサインを出した証です。
液体タイプの水虫薬は、こうして白癬菌に侵された皮膚を根こそぎ排出してくれるのです。
【3、内服薬の水虫薬】
良い点・・・皮膚科で処方されるので信頼性がある
水虫を治す場合に内服薬を処方されるのは「爪水虫」の場合が多くを占めます。
体内から白癬菌に対抗するので、表面から薬を塗っても浸透しない爪水虫を治療することができます。
悪い点・・・副作用がある
内服薬を処方されるのは水虫に罹患して末期の状態とも言われるほど重症の場合とも言われています。
悪化しすぎた水虫を治療するのですから、副作用が伴います。
その多くは肝臓に現れると言われています。
水虫内服薬の副作用に勝つと言われる食材3つを記事にしてまとめたので、
こちらも合わせてご高覧下さい。
【水虫内服薬の副作用に勝つ!肝機能向上に繋がる3つの食べ物】
【 水虫が完治するまでの期間】
平均的な治療期間は、おおよそ3週間から3ヶ月と言われています。
水虫になった場合、薬を塗り続けなければなりません。
それは、皮膚の表皮と角質が全て健康に入れ替わり生まれ変わるまで、白癬菌と戦わなければならないからです。
表皮と角質層の下にある、新しい皮膚が侵され続けると、いつまでも水虫は治ってくれません。
少なくとも根気よく3〜5週間程度塗りこむ必要があります。
また、水虫の再発は薬を塗らなくなって1ヶ月ほどの場合もあるので、
水虫の気配が消えたとても、その後の一ヶ月間は水虫だった皮膚に薬を塗り続けなければなりません。
【まとめ】
水虫を治すには皮膚科が一番ですが、
個人でドラッグストアで購入できるタイプもあります。
水虫を完治させるには、根気よく水虫と付き合っていく必要がありますね。
その場合は、治療する期間の数ヶ月間、クリーム&軟膏タイプにするのか、液体タイプにするのか、長い目で選ぶ必要がありますね。
【手水虫を治療する際、塗り薬で手をベトベトさせたくない方へ】
大源製薬では、ドラックストアでは「なかなか見かけることができない液体タイプの水虫治療薬」を提供しています。
液体タイプの水虫治療薬を角質層に浸透させる最適な時間があります。
それは、お風呂上り。
清潔で柔らかくなった素肌が最高に効果を発揮させることができると言われています。
液体タイプの水虫治療薬であるエフゲンは、
クリームタイプと比べ、速く角質層に有効成分が浸透するため速攻性があります。
また、乾けば手がべとつかず水虫を治療していることも気づかれません。
水虫は治るまでに時間がかかる病です。
塗り薬のベトベト感とは「もうさようなら」をしませんか?
根気よく快適に、水虫と向き合う方に「液体タイプ」の水虫治療薬・エフゲンがお役に立てればと願っております。