冬の間、治ったと思っていた水虫。
3月の末から梅雨の時期にかけて、
また顔を出してくる方が増えてくるようです。
その再発率は、50%以上にも上ると言われています。
2人に1人は、再発してしまうという数値です。
これが水虫が治りにくいと言われる理由でも
あるのかもしれませんが、よくよく調べていくと、
治らないのではなく、治療が悪かったということが
見えてきます。
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■どういう事なのか、お教えしましょう!
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冬の間、痒みもなかったし、見た目も治っていたのに、
なんでまた水虫に?と思われる方も多いようですが、
大体3つのパターンに分けられるみたいです。
1つ目は、実は水虫が治っていなかったパターン。
水虫の原因菌である白癬菌は、気温15度、湿度70%を
越えると活発化します。
つまり、簡単に言うと、冬の間、角質層下で活動を
停止していただけというパターンです。
治っていなかったのですから、本来的な意味では、
再発とは言えませんが、あえて”再発”としておきますね。
2つ目は、肌のターンオーバーを考えず、表面上、
足がキレイになったので、水虫は治ったと考え、
治療を中断し、白癬菌が復活するパターンです。
皮膚のターンオーバーには通常1ヶ月が必要ですが、
足裏の肌は最低でも3ヶ月は必要だと言われています。
特に角質化したかかとは、白癬菌が皮膚の奥に住み着く上、
ターンオーバーに時間がかかります。
こうして冬の間、治療をせずにいた結果、
春に白癬菌が大爆発を起こしてしまうパターンです。
これも、一つ目と同じく、元々、治っていなかったのですが、
あえて”再発”としておきます。
最後に3つ目ですが、これは純粋に水虫の再発です。
白癬菌が足に付きやすい生活行動が原因なのか、
家族に水虫の患者がいるためなのか、
原因は様々ですが、再度罹ってしまうパターンです。
これが本当の再発なのですが、これら3つのパターンの再発率、
なんと50%以上だと言われています。
水虫の再発をしないためにも、日々、
足は綺麗に洗い、しっかりと乾燥させて、
白癬菌が寄り付かないようにすることが大切です。