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┃水┃┃虫┃┃は┃┃感┃┃染┃┃す┃┃る┃
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私たちは、インフルエンザや風邪にかかると
他人への配慮として当然の事ながら、
マスクを着用するなどして他人にうつさない事が
当たり前のマナーとなっていますが、
残念ながら、そういう意識や認識がないのが、
皮膚の病気「水虫」のようです。
そうなのです。
水虫もれっきとした感染症の病気なのです。
でも、水虫は恥ずかしいとか、自分だけの症状と認識し、
放置してしまっている方が多いみたいです。
もう一度、大切な事なのでお伝えしますと、
水虫というのは、白癬菌というカビ(真菌)が、
皮膚の角質層に入り込んで発症する皮膚の感染症です。
感染症とある事から分かるように、
人から人への感染する病気です。
私たちにお問合せを頂く方にも、
実は家族の中に水虫を持っているというのは、
既に定番化しています。
特に子供さんの水虫については、
ほぼ100%、親御さんからの感染と見て間違いありません。
では、この感染源はどこなのでしょうか。
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┃感┃┃染┃┃源┃┃は┃┃ど┃┃こ┃┃か┃┃?┃
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これまで何度もお伝えしているので、
賢明な方はピンときているかもしれませんが、
水虫の主な感染源は、床やじゅうたん、スリッパ、バスマットなど、
湿度を保ちやすく、素足で切所する事が多い場所です。
白癬菌が繁殖するのに好む条件とは、
高い湿度や高い温度のあるところです。
そこに水虫の人が素足で歩いて、
白癬菌を含んだ角質を垢として落とすところから、
感染の第一歩は始まっています。
この垢として落ちた角質層にいる白癬菌はすぐに死なず、
何ヶ月も生き続け、そこを通った別の人の素足に
付着することで感染を広げようとするのです。
ただ安心してほしいのは、
付着しても24時間以内に足を洗えば、
白癬菌は水に流されてしまいます。
問題なのは、足を洗わなかったり、
1日中、靴を履いて足がムレた状態になると、
菌があっという間に繁殖して水虫に感染してしまうという事です。
では、そうならないためには、
私たちはどうすればいいのでしょうか。
予┃ 防┃ 方┃ 法┃ と┃ は┃ ?┃
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┃1┃ 掃除をまめにする。
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└→ まずは原因菌を掃除機で吸い込むことです。
床やじゅうたんなどは、掃除機を使いゆっくりと
時間をかけて吸い込むこと。
スリッパは各自のものを使うことが大切です。
バスマットはこまめに洗って清潔を保つことも
忘れてはいけません。
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┃2┃ こまめに拭いて、毎日足を洗う。
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└→ 一日に足裏がかく汗の量はコップ1杯分にも
なると言われています。たまには乾いたタオルで
足を拭くのも気持ちいいものです。
また毎日、お風呂で足を洗うことも忘れずに。
もし白癬菌に付着しても、24時間以内に洗えば、
まず感染の心配はありません。
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┃3┃ 同じ靴を履かない。
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└→ 白癬菌の好きな環境は、高温、多湿、それに
角質細胞であるケラチンです。コップ1杯の汗を毎日、
靴は吸収しているので、雑菌もわきやすいのです。
出来れば、その日に履いた靴は、
靴のためにも翌日は乾燥日にしましょう。