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水虫のお話

水虫になった人の4つの特徴

足の裏が痒いと思った時には、
既に水虫に感染した後だった。

そんな話をよく聞きます。

風邪などは空気感染の他に、
寝冷えなど体調管理が原因で、
悪寒などの形で症状が現れますが、
水虫の場合はどうでしょうか。

水虫はご存知の通り、白癬菌という菌が
皮膚の一番外側にある角質層にはびこり、
炎症を起こす病気です。

カビの一種の白癬菌は、一定の条件を満たす事で、
「水虫」という病気へと発展します。

しかし、この白癬菌は実は弱い菌だと言う事は、
あまり知られていません。

清潔な生活環境下で、足を水で洗い落としたり、
軽石で軽くこすって剥がしたり、
フットソープを使って洗っておけば、
感染に怯えなくても済むのです。

とはいえ、日本人の4人に1人は、水虫です。
感染の原因は何だったのでしょうか。

感┃ 染┃ 源┃ と┃ は┃ 
━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ 

よく言われる感染源としては、
バスマットやスリッパが挙げられます。
それは、皆さんも周知の通りです。

ただ、実際のところ、このような生活環境の
外部要因ばかりが指摘されたりするのですが、
実は日頃の生活スタイルこそ注意が必要です。

4人に1人が水虫と言われているほどです。
水虫の感染源となる白癬菌は至る所に
落ちているのですから、実は防ぎようがないのです。

普通に歩いていても、ついてしまう白癬菌。
結果的にご自身の靴の中で繁殖させて、
自爆的に感染源している事も多々あります。

その証拠に、水虫になりやすい人の
水虫になる前の特徴を考察してみましょう。

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【 特徴その1】
 白癬菌の付着から24時間以上経っても、
足を洗わなかった。

【 特徴その2】
靴を履きっぱなしで過ごしていた。

【特徴その3】
高温多湿な環境で過ごしていた。

【特徴その4】
 幅の狭い靴をはいていたせいか、
 指と指の間に空間が少なく、
 皮膚の表面温度が高かった。

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ざっと、この4つが揃って事で、
水虫になってしまった方が多数います。

つまり、この事は、私たちの生活習慣等が原因で、
自分自身の足の裏から水虫に感染してしまったとも
考えられる事を意味しています。

しかし、これは前兆なだけで、まだ発症していません。
次にどのタイミングで発症するのか、
そのメカニズムを見てみましょう。

ちなみに、バスマットやスリッパに
注意をしないというのでは本末転倒なので、
間違えないで下さいね。

発┃ 症┃ の┃ タ┃ イ┃ ミ┃ ン┃ グ┃ 
━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ 

どのタイミングで水虫に発症するのか。
ここを抑えておけば、足裏に白癬菌がついても、
発症前に処置しておけば、水虫にはなりません。

そこでまず知識として、白癬菌が増殖しやすい
状況を知っておきましょう。

白癬菌は、湿度70%以上、温度15℃以上で
活発な繁殖を繰り広げはじめます。
そう考えると、靴を脱いですぐの私たちの足の湿度は、
約98%なので、絶好の繁殖状況を揃えている訳です。

そして、角質層に定着するのには、
1日半から3日もあれば、しっかりと定着します。
後は数日から1週間ほど潜伏して、
繁殖を繰り返し、発症していきます。

発症を抑えるには、足を清潔に保ち、
高温多湿の状況を作らず、繁殖を抑えること。
つまり清潔にすること。これにつきます。

もちろんお部屋の掃除や、
バスマットの洗濯なども大切ですが、
個人として出来る予防方法とは、
どんなものがあるでしょうか。

次の水虫の予防方法で説明しましょう!

┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
┃予┃┃防┃┃方┃┃法┃
┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛

一旦水虫が発病してしまうと、専門医の治療を受診しても、
場合によっては1年程度の長期治療となるケースもあります。

そうならない為にも、予防はしっかりとしないといけません。
では、1人でも気をつけることができる
予防方法について、まとめていきましょう!

1にも2にも、最大のポイントは、
“足を湿気から解放し、清潔・乾燥を保つこと”です。

その為にも、こういう事が大切になります。
(1) 靴はまめに脱ぐ。
(2) 靴下は1日2回くらい履き替える。
(3) 濡れたらしっかり拭いて乾燥させる。
(4) マイスリッパを使う
(5) 毎日、入浴して足をキレイによく洗う

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水虫のお話 予防・再発防止のお話

水虫の感染源と予防方法

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  ┃水┃┃虫┃┃は┃┃感┃┃染┃┃す┃┃る┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛

 私たちは、インフルエンザや風邪にかかると
 他人への配慮として当然の事ながら、
 マスクを着用するなどして他人にうつさない事が
 当たり前のマナーとなっていますが、
 残念ながら、そういう意識や認識がないのが、
 皮膚の病気「水虫」のようです。

 そうなのです。

 水虫もれっきとした感染症の病気なのです。

 でも、水虫は恥ずかしいとか、自分だけの症状と認識し、
 放置してしまっている方が多いみたいです。

 もう一度、大切な事なのでお伝えしますと、
 水虫というのは、白癬菌というカビ(真菌)が、
 皮膚の角質層に入り込んで発症する皮膚の感染症です。

 感染症とある事から分かるように、
 人から人への感染する病気です。

 私たちにお問合せを頂く方にも、
 実は家族の中に水虫を持っているというのは、
 既に定番化しています。

 特に子供さんの水虫については、
 ほぼ100%、親御さんからの感染と見て間違いありません。

 では、この感染源はどこなのでしょうか。

  ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
  ┃感┃┃染┃┃源┃┃は┃┃ど┃┃こ┃┃か┃┃?┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛

 これまで何度もお伝えしているので、
 賢明な方はピンときているかもしれませんが、
 水虫の主な感染源は、床やじゅうたん、スリッパ、バスマットなど、
 湿度を保ちやすく、素足で切所する事が多い場所です。

 白癬菌が繁殖するのに好む条件とは、
 高い湿度や高い温度のあるところです。

 そこに水虫の人が素足で歩いて、
 白癬菌を含んだ角質を垢として落とすところから、
 感染の第一歩は始まっています。

 この垢として落ちた角質層にいる白癬菌はすぐに死なず、
 何ヶ月も生き続け、そこを通った別の人の素足に
 付着することで感染を広げようとするのです。

 ただ安心してほしいのは、
 付着しても24時間以内に足を洗えば、
 白癬菌は水に流されてしまいます。

 問題なのは、足を洗わなかったり、
 1日中、靴を履いて足がムレた状態になると、
 菌があっという間に繁殖して水虫に感染してしまうという事です。

 では、そうならないためには、
 私たちはどうすればいいのでしょうか。

  予┃ 防┃ 方┃ 法┃ と┃ は┃ ?┃
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 ┏━┓
 ┃1┃ 掃除をまめにする。
 ┗━╋…───────────────────────────────
    └→ まずは原因菌を掃除機で吸い込むことです。
       床やじゅうたんなどは、掃除機を使いゆっくりと
       時間をかけて吸い込むこと。
       スリッパは各自のものを使うことが大切です。
       バスマットはこまめに洗って清潔を保つことも
       忘れてはいけません。

 ┏━┓
 ┃2┃ こまめに拭いて、毎日足を洗う。
 ┗━╋…───────────────────────────────
    └→ 一日に足裏がかく汗の量はコップ1杯分にも
       なると言われています。たまには乾いたタオルで
       足を拭くのも気持ちいいものです。
       また毎日、お風呂で足を洗うことも忘れずに。
       もし白癬菌に付着しても、24時間以内に洗えば、
       まず感染の心配はありません。

 ┏━┓
 ┃3┃ 同じ靴を履かない。
 ┗━╋…───────────────────────────────
    └→ 白癬菌の好きな環境は、高温、多湿、それに
       角質細胞であるケラチンです。コップ1杯の汗を毎日、
       靴は吸収しているので、雑菌もわきやすいのです。
       出来れば、その日に履いた靴は、
       靴のためにも翌日は乾燥日にしましょう。

 

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