最近、「爪水虫」に関するお問合せを多く受けます。
実は、この爪水虫、日本人の10人に1人がなっている
とても感染者の多い病気です。
某大手製薬会社の調査によれば、
国内には推定330万人以上の患者がおり、
そのうち治療中の方は、わずか23%の76万人という
データもあるほど、ものすごく放置された病気です。
痛みも痒みもないから、そのまま放置して、
悪化してから大変なことになる方も大勢おられます。
そうならないためにも、今回は、爪水虫について、
お伝えしたいと思います。
爪┃ 水┃ 虫┃ と┃ は┃
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爪水虫は、「爪白癬(つめはくせん)」と言って、
水虫の原因菌である白癬菌が皮膚ではなく、
爪の中に住みついて起こる感染症です。
なかなか治らないだけでなく、
足の水虫が10年以上あるという方は、
足裏と爪との間で白癬菌をうつし合うので、
およそ85%が爪水虫にも罹っているそうです。
治療時間も1年以上かかる病気なので、
根負けをしてしまう人が多いのですが、感染症ですので、
家族や周囲の人にもうつるという事を考えたら、
何としてでも治してもらいたい病気です。
初期症状としては、爪の一部の白色化や、
黄色っぽく濁ってくるといった症状がまず出ます。
時間が経過すると、その濁った部分が広がりはじめます。
爪に厚みが増して変形し、そしてボロボロに爪が崩れ落ちる。
こういう症状が、爪水虫の特徴です。
爪自体に神経は通っていませんので、
爪には痒みや痛みはないのですが、
爪水虫が原因で巻きづめを発症し痛みが出たり、
爪が分厚くなって靴を履くのが痛くなり、
歩行困難になったりする事があります。
また、本数がどんどん増えていくと治療が非常に
困難になります。
そうならない為にも、早めの治療が大切です。
爪┃ 水┃ 虫┃ の┃ 治┃ 療┃ 方┃ 法┃
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以前は、多くの皮膚科の医師たちから、
爪水虫は飲み薬でないと治らないというのが、
定説みたいなものとして言われていましたが、
飲み薬は肝臓や腎臓などへの副作用の心配をされる方もおり、
昨今では塗り薬を処方する先生が増えています。
大源製薬のエフゲンは、液体タイプの塗り薬なので、
マニキュアを塗るような感覚で使えるので、
爪水虫の方には、便利かもしれません。