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爪水虫のお話

爪水虫治療の暗黒史

爪水虫は、白癬菌が爪に入って、爪の栄養状態が悪化する事で
爪の色が全体的に白濁するようになる爪の病気です。

放置していると、爪は変形したり、厚くなったりして、
場合によっては爪の伸びるスピードが遅くなるだけでなく、
ポロポロと脆く剥がれたりします。

このポロポロと飛散する爪が、
周囲に白癬菌をバラまいていたりもするのですが…。

日本では、抗白癬菌薬の飲み薬などが処方される事が
多いようですが、欧米では塗り薬が使われていたりと
その治療方法はいろいろと出てきていますが、
薬がなかった時代の爪水虫の治療方法はご存知でしょうか。

昔の爪水虫の治療方法は、かなり荒々しく、
でもある意味、的確な方法でした。

爪水虫が水虫の元になる白癬菌をバラまいているのであれば、
元から取ってしまえばいいという発想で、
爪をペンチで引きちぎるというものだったのだそうです。

考えただけでも痛そうですよね。
局所麻酔がある現代でも、考えただけで鳥肌が立ってしまいます。

また、水虫薬は酢酸などを使うなどの民間療法がありましたが、
爪水虫はそういう事が無く、まさに暗黒の時代だったのです。

ところで、どんな爪水虫の治療方法でも、
外用薬を用いての治療にはコツがあります。

爪水虫は爪の下(爪床)に薬を浸透させないといけないので、
爪自体をやすりで削って、
水虫薬の浸透をよくすることが大切です。

そもそも爪水虫の方は血行が悪く、爪の伸びる
スピードが遅くなっていますので、マッサージや運動、
足湯などで、足の血行を良くすることが肝要です。

どれだけ良い薬が出来ても、爪が伸びないとはじまらないのが、
爪水虫の基本だと知ってもらって、
爪水虫の治療の際には、変形した爪をカットしたり、
削ったりしながら、爪の周囲の皮膚を柔らかく保つ
そんな工夫をしてもらえたらと思います。

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爪水虫のお話 水虫薬のお話

爪白癬とは

爪白癬は、もうご存知の方も多いと思いますが、
白癬菌という真菌が爪に住みついて起こる爪水虫です。

Wikipediaには、こういう記載があります。

「足の爪などを不摂生に伸ばしていると、そこに汗や垢などの汚れが溜まり、
それが白癬菌の温床となる。長時間ブーツなどを履いたり、雨でぬれたりすることで発症する。
最初は爪ではなく、爪と隣接する指先が水虫となるケースが多く、
そこから爪の間へと感染することで、ゆっくりと進行していく。

爪水虫になると、初期では爪の先の色が、白っぽくなるだけであり、自覚症状はない。
しかし、次第に指側に侵食していき、最終的には爪全体の色が、白色・黄色・黒色に変色する。
爪水虫となった爪は、盛り上がったように生え、ボロボロと崩れる。
それにより、新たに白癬菌をばら撒き、新たな水虫の原因となる。」

ちなみに補足的にいうと、女性にとっては怖い爪の病気でグリーンネイルというのがあります。

このグリーンネイルが緑膿菌という細菌であったのに対して、
爪白癬はカビの一種である真菌である違いがありますが、
爪水虫というくくりでは同じ病気です。

いずれにせよ、爪白癬は、爪のケラチン層に白癬菌が住み着き、
爪が厚く白濁色となり、厚く盛り上がり、
最後には剥がれ落ちてしまう上、
治療に1年はかかる厄介な病気です。

そして最も何が厄介かと言えば、Wikipediaにも記載がありましたが、
爪が剥がれ落ちる際に白癬菌を大量にバラまくということです。

これにより家族が水虫になる可能性が高まりますから、
気をつけないといけないのです。

ちなみに、爪白癬には飲み薬で治療というのが、
皮膚科医の常套手段ですが、副作用がないわけではありません。

副作用がない塗り薬も最近、ようやく出てきましたが、
水虫薬エフゲンは40年以上、塗り薬としての実績があるので、
おすすめです。

治療には1年ほどの時間がかかりますが、
病院に行っても同じくらいの時間はかかりますので、
どちらを選ぶのかは患者様次第。

いずれにせよ、 腰を据えて治療に専念しないと治らないので、
根気強く治療をすることが何よりも重要です。

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爪水虫のお話

爪水虫とは

 最近、「爪水虫」に関するお問合せを多く受けます。
 実は、この爪水虫、日本人の10人に1人がなっている
 とても感染者の多い病気です。

 某大手製薬会社の調査によれば、
 国内には推定330万人以上の患者がおり、
 そのうち治療中の方は、わずか23%の76万人という
 データもあるほど、ものすごく放置された病気です。

 痛みも痒みもないから、そのまま放置して、
 悪化してから大変なことになる方も大勢おられます。
 そうならないためにも、今回は、爪水虫について、
 お伝えしたいと思います。

 爪┃ 水┃ 虫┃ と┃ は┃ 
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 爪水虫は、「爪白癬(つめはくせん)」と言って、
 水虫の原因菌である白癬菌が皮膚ではなく、
 爪の中に住みついて起こる感染症です。

 なかなか治らないだけでなく、
 足の水虫が10年以上あるという方は、
 足裏と爪との間で白癬菌をうつし合うので、
 およそ85%が爪水虫にも罹っているそうです。

 治療時間も1年以上かかる病気なので、
 根負けをしてしまう人が多いのですが、感染症ですので、
 家族や周囲の人にもうつるという事を考えたら、
 何としてでも治してもらいたい病気です。

 初期症状としては、爪の一部の白色化や、
 黄色っぽく濁ってくるといった症状がまず出ます。

 時間が経過すると、その濁った部分が広がりはじめます。
 爪に厚みが増して変形し、そしてボロボロに爪が崩れ落ちる。

 こういう症状が、爪水虫の特徴です。

 爪自体に神経は通っていませんので、
 爪には痒みや痛みはないのですが、
 爪水虫が原因で巻きづめを発症し痛みが出たり、
 爪が分厚くなって靴を履くのが痛くなり、
 歩行困難になったりする事があります。

 また、本数がどんどん増えていくと治療が非常に
 困難になります。
 そうならない為にも、早めの治療が大切です。

 爪┃ 水┃ 虫┃ の┃ 治┃ 療┃ 方┃ 法┃ 
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 以前は、多くの皮膚科の医師たちから、
 爪水虫は飲み薬でないと治らないというのが、
 定説みたいなものとして言われていましたが、
 飲み薬は肝臓や腎臓などへの副作用の心配をされる方もおり、
 昨今では塗り薬を処方する先生が増えています。
 
 大源製薬のエフゲンは、液体タイプの塗り薬なので、
 マニキュアを塗るような感覚で使えるので、
 爪水虫の方には、便利かもしれません。

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