暑い夏の時期、朝の通勤電車に乗ると、
鼻をつくような汗の臭い。
同じようにキツい臭いとしては、夕方以降に
どこからともなく臭ってくる足の臭い。
まさか自分が臭いの原因ですなんて、
誰も言えないですよね。
でも、周囲の人たちは、みんな気づいているものです。
「この人、臭い」って。
それにしても、この臭いの発生源は何なのでしょうか。
原因が分かれば、解決方法も見えてくるものです。
まず、知ってほしい情報として、私たちの足裏は、
1日コップ1杯(200cc)ほどの汗をかいています。
そして角質層は日々、ターンオーバーを繰り返して、
はがれ落ちているということです。
これらの汗や皮脂を、表皮ブドウ球菌やバクテリアなどの
細菌が分解するとあのアンモニア臭の入った
足の臭いが出る原因の一つが形成されます。
さらに、ストッキングは通気性が悪いため、
高温多湿になりやすく、足は常に蒸れた状態になります。
その結果、雑菌をより活性化させ、繁殖することになり、
臭いをさらに強くさせてしまいます。
<< 重曹を使って臭いとさよなら >>
もっとも簡単でご家庭にもある方法は、
「重曹水」を使った方法です。
重曹(炭酸水素ナトリウム)という粉は、
100円ショップにも売っているくらい安価な上、
弱アルカリ性でお肌に刺激を与えないだけでなく、
食品添加物にも使われるくらい安全な成分です。
お掃除では、こびりついた油汚れを落としますし、
重曹水でうがいをすれば、虫歯予防になるだけでなく、
脱臭効果もあるので、口臭予防にもなります。
この重曹は、足の臭いにも効果的です。
水1リットルに、重曹を大さじ3杯程度を混ぜた
重曹水に15分ほど足をつけるだけで、
あら不思議。臭いがなくなります。
なお、一番の方法は、お風呂に入れて入浴。
実は、入浴剤の原料でもある重曹。
お肌がツルツルになるだけでなく、
臭い体臭も取れるのでお勧めです。
ただ、お肌が弱い方は、薄めの重曹水をお使いください。