梅雨の時期になりやすい水虫。
水虫にかかっている女性は推定1000万人とも言われ、
中でもブーツなどを履くことが多い若い世代で
その数は急増していると言われています。
しかも、女性の場合、- タチの悪い話なのですが
-ヒールやパンプスなど足裏が硬くなりやすい靴を
履くことが多いことからも、角質増殖型水虫だと
気づかない事が多いという事実があります。
実は、女性の水虫のおよそ7割は乾燥タイプの
角質増殖型水虫だといわれています。
かかとなどが白くカサカサし、皮が厚くなり、
足裏の皮がむけるなどの症状が出ると、
皮膚のすき間から水虫の菌が侵入しやすくなります。
更に、何も知らずにカサカサ足を気にし始めると、
女性の多くは、軽石などで無理に削ろうとします。
決して、軽石が悪い訳ではありませんが、
やり方次第で、逆に角質層が傷つき、
水虫の菌が侵入しやすくなり、
さらにカサカサを悪化させてしまうことがあります。
このように、角質増殖型の水虫は、乾燥や
ひび割れなどと勘違いしやすく、
水虫の症状と気づきにくいのが特徴です。
そして、間違ったフットケアをしてしまい、
出血を伴うひび割れや他の部位にまで水虫が
感染してしまうということが起こる嫌な水虫です。
そんな角質増殖型の水虫かどうかを確認するには、
以下セルフチェックをしてみてください。
【8つの項目からセルフチェック】
1)過去に水虫になったことがある。
2)爪が白く濁っている。
3)足裏の皮がポロポロと剥けてくる。
4)かかと周辺の皮膚が分厚くゴワゴワしている。
5)足裏が乾燥して、ひび割れしている。
6)足の裏が粉をふいたような感じになっている。
7)足の指間がジュクジュクしたことがある。
8)足裏に水泡の症状が出たことがある。
3つ以上、該当すれば、高い確率で角質増殖型水虫が
疑われますので、病院で診察を受けるか、
水虫薬を使って正しいフットケアの元、
早期の治療をいたしましょう。