春から梅雨の時期にかけて、一気に増えるのが水虫。
これまで水虫にならなかったし、
今年も大丈夫だろうって、タカをくくっていませんか。
水虫になってからでは、治療に時間もお金もかかりますし、
何と言っても、根治に根気が必要になります。
出来ることなら毎日の生活の中で気をつけることで、
水虫予防が出来たらいいと思いませんか。
私たちは、風邪をひかないために、
外出する際には、マスクをしたりしますよね。
家に帰れば、手を洗って、うがいをしますよね。
同じように、ちょっとした水虫予防をすれば、
水虫にかかる確率は大幅に低下します。
今回は、その秘訣をちょこっとお伝えします。
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【その1】日用品を共有しないこと。
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水虫の感染源は、実はそのほとんどが家族感染なのですが、
調べてみると日用品を一緒に使われているという方が、
意外と多いものです。
たとえば、月に1度は使う”爪切り”などは、その代表例。
一家に一個というご家庭が多いと思いますが、実は危険です。
ぜひ、「マイ爪切り」を持って頂けたらと思います。
次にバスタオルやバスマット、スリッパなどの日用品。
もう、これは言わずもがなですが、白癬菌がついていたら、
せっかくお風呂に入ったばかりでも、台無しです。
面倒でも、一人ひとつを徹底し、使い終わったら、
毎日洗濯したいものです。
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【その2】フットソープを使うこと。
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日用品を自分専用に出来たら、
次はいよいよ日々の予防対策です。
水虫は、角質層に白癬菌が定着して起こる病気です。
角質層に白癬菌が定着するには、
肌に付着してから24時間から48時間かかります。
逆に言えば、24時間以内に白癬菌を洗い流せば、
水虫にかからないということなのです。
よくよく考えたら、外出先から帰ったら、
手を石鹸で洗うのに、なぜ足は洗わないのでしょうか。
汗や皮脂がたっぷりの靴の中は雑菌も湧きやすく、
そのような中から帰ってきたというのに、
足を洗わない手はありません。
おすすめは、薬用のフットソープですが、
なければ普通の固形石鹸などでも構いません。
ボディソープは保湿成分が入っているのですが、
あまりおすすめはできませんが、最悪構いません。
ちなみに、意外とフットソープというのは、
あまり馴染みないのではないでしょうか。
でも、いろいろなメーカーから出ていますので、
ネットで探してみてください。
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【その3】洗ったら、足はよく拭くこと。
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最後に大切な注意点。
フットソープを使って足を洗った後は、
足指間の水気をしっかりと拭き取ってください。
お風呂上がり、中途半端に上がってきて、
廊下に足跡を残していませんか。
白癬菌は、角質層と湿度を好みますので、
水気はしっかりと拭き取って、
白癬菌の好物を減らしましょう。
抗菌タイプの靴下などを履けば、
水虫予防はほぼ完璧でしょう!
今日から皆さんも水虫予防をしてみませんか?